◇まもなく新刊が出ます。
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「理科の授業がもっとうまくなる50の技」(明治図書)
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◇ 「理科の授業の導入は,どのような形がありますか?」
こう問われると,迷う人が多くいます。
授業の導入をどうすればよいのか,考えてみても,意外とはっきりしないわけです。
いつも導入を工夫している人でも,はっきりと,「こうすればよい」と答えられる人は,少ないのが現状です。
これは一体どういうことでしょうか?
一言で言えば,
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授業の技術や方法を,「言語化」して,意識できていない。
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これが原因です。
教育の技術や方法は,「言語化」して,意識しないと,いつまで経っても身に付かないのです。
◇本書では,理科の授業に絞って,授業を進めるための「技術」と「方法」を言語化して紹介しています。
大切なのは,「言語化」です。
「言語化」できていれば,理解できます。
理解できれば,それを意識して,使うことができます。
意識して使うことができれば,だんだんと,技術や方法が身に付いてきます。
そして,授業がうまくなっていくのです。
◇言うまでもないことですが,
授業には,うまい,下手,があります。
まったく同じ指導案でも,うまい,下手,は表れます。
それは,授業には,技術や方法があるからです。
この技術や方法を,できるだけたくさん知る必要があるのです。
◇授業技術や方法を知って授業をしている人と,
言語化せず,ただ,何となく授業をしている人と,
最初は小さな違いだったものが,
数年経てば,途方もなく大きな違いとなって表れます。
若いうちに,できるだけ早く技術・方法を知ることが必要なのです。
◇「教育展望」2017年3月号で,教育調査研究所研究部長の寺崎千秋様が,拙著「教師のリーダーシップ入門」を良書として,推薦してくださっています。
感謝申し上げます。『教師のリーダーシップ入門』
リーダーシップの様々な形
教師のためのリーダーシップに関する「理論書」は,ほとんどありません。なおかつ,「理論+実践」の両方を兼ね備えた本は,ごくごくわずか,です。教師こそが,リーダーシップを学ばないといけない職種にもかかわらず,です。
そこで今回は,「教師の」リーダーシップを,体系的にまとめました。学級担任として,学級経営や授業をつくっていく上での,リーダーシップです。
「サーバントリーダーシップ」,「X理論,Y理論」,「ファシリテーター」,「メンター」,「モチベーション3.0」など,様々な理論を知り,実践に生かすための書です。