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大前暁政の21世紀の教育記録

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「時間術」とは何なのか?

「時間術」とは何なのか?_f0038779_7231781.jpg◇教師の仕事は多忙と言われます。


 残業が,世界一の水準にあることが明らかになって以来,


 教師の仕事は大変だというイメージがつくようになってしまいました。


 
 
 ◇では, 「余裕たっぷり」な,教師生活を送ることはできないのでしょうか?

 

 答えは,「できる」です。
 




 そのためには,教師は,次の二つのことを学ばないといけません。



 一つは, 「仕事術」 です。


 
 仕事の進め方を知らなければ,余裕は出ません。




 そして,もう一つが,「時間術」なのです。


 ちなみに,「時間術」と,「仕事術」とは違います。



◇ すでに,「仕事術」の書籍は,刊行されています。

 
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  忙しい毎日を劇的に変える仕事術 (大前暁政著)

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 そして,ついに・・・,「時間術」に関する本が出版されることとなりました。






◇さて,教師生活は,大まかに,二種類に分かれます。


 まずは,忙しい毎日を送っていて,「時間が足りない」といつも感じている状態です。

 
 多くの人が,多忙感をもっていることが,各種調査で明らかとなりました。


 そして,もう一種類が,

 
 「余裕たっぷりに,ゆったりとした教師生活を送っている状態」  です。

 


 余裕が生まれると、教師生活はもっと豊かになります。


 



◇ただし, 「余裕のある」教師生活を送るには,



 時間術に関して,次の二つのことを学ばなくてはなりません。


 それは,


①「時間を生み出す工夫」


 と,

 
②「時間の上手な使い方」



 の2つです。



 この2つを詳しく解説したのが,本書です。


  


◇ 余裕のある教師生活を送るには,どうしてもこの二つを知る必要があります。


  世の中には,多くの仕事をやっている中でも,余裕たっぷりに過ごしている人がいます。


  私も最初は不思議でなりませんでした。



  私の周りにいる人で,大量の仕事をしている教師がいました。


  その人は,実は,余裕たっぷりに生活していたのです。


  その秘密を教えてもらい,知ってみると,意外と簡単なことでした。


  しかし,知らないと,ずいぶんと時間を無駄にして生きていくことになります。


  知れば,ちょっとした工夫なのです。
 
  
  しかし, 知らないと,もったいない工夫でもあります。


 
  余裕を生み出すための方法は何か?


  そして生み出した時間を上手に使う方法は何か?


  この両方を知って欲しいと思います。




◇ さて,


  これは,恩師に教えてもらったことです。


 「無駄な時間が膨大にあっても,自分でそれに気付くのは難しい。」



  おそろしい話です。


  無駄な時間。


  この話を聞いてから,ずいぶんと,私も自身の生活を振り返るようになりました。


  無駄な時間,


  これが結構多いのです。



◇ 第1段階は,時間を生み出す方法を知ること。



  これなくしては,人生を,無駄な時間でいっぱいにしてしまうことになるのです。



◇ 時間が生み出せたら,第2段階です。 



  それは,「時間の使い方」を知ること。


  これを知れば,
  

  余裕のある中で,自分のやりたいことに時間を使えるようになります。


 
◇ 特に重要なのは,第2段階です。


  しかし,恩師は,第1段階でつまずいている人がほとんどだと,憂いていたわけです。


  
  まずは,第1段階を,超える必要があります。


  そして,第2段階へと是非進んでほしいと思います。


  拙著「若手教師のための「超」時間術」 (明治図書)では,この両方の段階を示しています。

  

 余裕が生まれると、教師生活はもっと豊かになります。


 時間術は,一生物の宝となることでしょう。




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  残業ゼロで、授業も学級経営もうまくなる! 

  若手教師のための「超」時間術


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 教師にとって「時間術」を学ぶことは,そのまま,子どもへの教育の充実に反映されます。


 ぜひ,教師にとっての「時間術」を学んでほしいと思っています。






 
by akimasaomae | 2016-10-28 09:46 | 教師修業
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