◇もうすぐ,私の新刊が立て続けに出版されます。
その第一弾が,ネットにさっそくアップされていました。
******************************
2014年2月発刊
「若い教師がぶつかる「壁」を乗り越える方法!」
大前暁政著,(学陽書房)
******************************
2014年2月に発刊される
「若い教師がぶつかる「壁」を乗り越える方法!」 (大前暁政著)です。
本書は,「壁」を乗り越えるために必要な,「教師力」を具現化した内容になっています。
実は,多くの人が,「独立独歩の道を歩むために必要な教師力」とは何かについては,教わっていません。
自分らしい教師になるには,そのために必要な教師力を身につける必要があるのです。
◇では,「壁」とは何でしょうか。
若い教師は,自分が若いうちは,若さの華で何とか教育をやっていけることが多いようです。
しかし,若さの特権,若さの華がなくなってきたときに,壁にぶつかります。
今までは子どもが進んで動いていたのに,子どもの動きが今までのように生き生きとしていない。
子どもとの関係に悩んでいる。
保護者や同僚との関係に悩んでいる。
そういった,今までは何とかやってこれた内容に対して,悩みを抱くようになります。
さらにすばらしい学級経営や授業をつくっていくには,どうすればよいのか,悩むわけです。
一種の,マンネリに陥ることもありますし,自分の力が伸びているような気がしないと感じます。
こういった,壁にぶつかったとき,それを乗り越えるための方法があり,具体的にどのような教師力を身につければよいのかを,示そうと思いました。
◇よくある,安易な解決方法は,「誰かに頼って,その人に依存することで,問題に立ち向かう」ことです。
このあたりのことは,以前,私のブログでも述べました。
「常に壁にぶつかっている人は悩んでいる」
本書は,このことについても,答えを示しています。
はっきりと言えば,「独立独歩の道」,「自分らしい教師への道」を歩むことを決めた人は,
新たなステージへ,歩を進めることができます。
しかしながら,日々の教師生活がマンネリ化し,日々の仕事がルーティーンとなり,
壁の前で立ち往生してしまうと,そこから長いスランプに入ることもあります。
新たなステージに進むには,壁を乗り越えるしかないのです。
本書が,壁を越える一助になればと思っています。
◇講師依頼や研究への指導助言,研究協議関係の出張が続いています。
大阪で指導助言と講演会をした後で,次の日に京都府下の小学校研究会での講演会,そして千葉の理科研究会,さらに帰ってきて,京都市の私立小学校での研究授業と指導助言といった形で,連続で出張があります。
今,出張のただ中で,このブログを書いているところです。
講演会が終わった後で,たくさんの方が質問に来られ,熱心に話を聴いてくれました。
その熱気や姿勢に,私も多くのことを学びました。
ちなみに,講演会で話している内容の研究成果も,もうすぐ別の書籍として発刊されます。
その書籍の名前はまだ決まっていませんが,「学級経営プログラム」に関する本です。
「本屋でもし見つけたら,パラッとめくってみてください」と言うと,
「必ず購入します!」と嬉しい言葉をいくつもいただきました。
◇◇明治図書の教育記事の12月号がアップされました。
*****************************
マスターしたい指導技術集(21)
「自律的な行動」に差が出る理由
*****************************
前回に引き続き,自立を支援する方法を述べました。