◇明治図書の教育記事の10月号がアップされました。
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マスターしたい指導技術集(19)
「自立」を意識した意図的な対応を
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自立を支援することは,教師の大切な仕事の一つです。
子どもへの対応をどうすればよいのかを述べました。
◇さて,この夏に,研究会の講師として招かれることがありました。
そのときに,説明したのが,「心ある教師ほど,悩んでいるという事実」です。
教育の仕事に熱意がある人ほど,様々なことで悩んでいるのです。
教師という仕事に,真剣に向き合っているからこそ,悩んでいるのです。
ですから,悩みがあるのが普通であり,それはある意味で,尊いことでもあります。
ただし,悩みが大きくなり過ぎると,仕事に支障が出てきます。
子どもとの関係に悩んだとき。
保護者との関係に悩んだとき。
同僚との関係に悩んだとき。
そんなとき,是非とも,年配の教師や,先人教師の考え方を知ってほしいと思います。
学制が始まって以来,140年以上経ちました。
日本におけるすばらしい実践を残した先人教師は,どのような哲学をもって,教師の仕事にあたっていたのか。
その心構えや哲学を是非知ってほしい。
そう考えて,執筆したのが,拙著
「プロ教師の「折れない心」の秘密~悩める教師への50のアドバイス~」です。
プロの教師も,悩みを多く抱えています。
しかし,アグレッシブに,毎日を生き生きと過ごすことができています。
これは一体なぜなのでしょうか。
その答えを示したのが本書です。 心の持ちよう,考え方が,一つ上の段階にいくことで,悩みは消えるということがきっと分かるはずです。