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大前暁政の21世紀の教育記録

akimasao.exblog.jp

心ある教師ほど悩んでいる

◇明治図書の教育記事の10月号がアップされました。

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 マスターしたい指導技術集(19)
           「自立」を意識した意図的な対応を


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 自立を支援することは,教師の大切な仕事の一つです。

 子どもへの対応をどうすればよいのかを述べました。


◇さて,この夏に,研究会の講師として招かれることがありました。

 そのときに,説明したのが,「心ある教師ほど,悩んでいるという事実」です。

 
 教育の仕事に熱意がある人ほど,様々なことで悩んでいるのです。


 教師という仕事に,真剣に向き合っているからこそ,悩んでいるのです。


 ですから,悩みがあるのが普通であり,それはある意味で,尊いことでもあります。

 ただし,悩みが大きくなり過ぎると,仕事に支障が出てきます。

 子どもとの関係に悩んだとき。

 保護者との関係に悩んだとき。

 同僚との関係に悩んだとき。

 そんなとき,是非とも,年配の教師や,先人教師の考え方を知ってほしいと思います。

 
 学制が始まって以来,140年以上経ちました。

 日本におけるすばらしい実践を残した先人教師は,どのような哲学をもって,教師の仕事にあたっていたのか。

 その心構えや哲学を是非知ってほしい。


 心ある教師ほど悩んでいる_f0038779_90669.jpgそう考えて,執筆したのが,拙著「プロ教師の「折れない心」の秘密~悩める教師への50のアドバイス~」です。

 プロの教師も,悩みを多く抱えています。

 しかし,アグレッシブに,毎日を生き生きと過ごすことができています。

 これは一体なぜなのでしょうか。

 その答えを示したのが本書です。 心の持ちよう,考え方が,一つ上の段階にいくことで,悩みは消えるということがきっと分かるはずです。

 
by akimasaomae | 2014-10-17 09:00 | 若い教師の成功術
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