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大前暁政の21世紀の教育記録

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教育学部の4回生がすべきこと ~教師としてのルーツ~

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◇拙著 「プロ教師の「折れない心」の秘密」(明治図書) への御感想,たくさんありがとうございました。

 実は,この本の中には,私の教師としてのルーツが書かれているページがあります。

 拙著の中でも,ルーツを書いたものは少なく,そのことへの御感想もいただきました。

 
 「どういう教師でありたいのか。」


 こういった問いには,教師なら,常に向き合っていかなくてはならないものです。


 教師としてのあり方を考える上で,きっと本書が役立つことでしょう。


◇教員採用試験に合格した人も,4月までに,どういう教師でありたいのかに向き合うと思います。

 
 また,講師として採用される方も,塾などの教育関係の職に就く方も同じです。


 「どういう教師でありたいのか。」

 
 そして,その続きには,


 「では,どういった教育を実現したいのか。」
 
 「子どもの笑顔をどういった方法で引き出すのか。」


 このような問いにつながっていくはずです。


◇教師としてのあり方を,自分で考え,自分の意思で行動する。

  このような生き方は,今後,とても大切になってくると考えています。

 そして,その行動が,前向きで,かつ,実りあるものであるならば,充実した教師人生になることでしょう。
 
 今,書籍の企画で,「教師自身が,自分自身の道を歩む」といったテーマを考え,具体化しているところです。

 特に,この4月に現場に出られる先生方,教育学部の4回生がすべきことは,次のことです。

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   教師としての,自分の生き方を考える時間をとる

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 「どういう教師でありたいのか。」を考える時間を確保するのです。


 もちろん,教員採用試験が終わって,かなり疲れている人も多いと思います。

 
 卒論のことで忙しい人もいるでしょう。


 でも,現場に出たらもっともっと,忙しくなります。


 現場に出るまでの3月終わりまでに,どれだけの本と出会えるかが勝負です。


 このサイトを見ているというだけで,一つの奇跡のような確率で,出会いがあったわけです。

 一つ一つの出会いを生かせるかどうか,どう生かすかで,ずいぶんと今後が違ってくるはずです。


◇残念ながら,本を読んでいた人と,読んでいなかった人の差は,年々広がっていきます。

 おもしろくてためになる本を,探せるかどうかが,鍵です。

 おもしろくてためになる本に出会うことは,大変にラッキーなことなのです。


 
by akimasaomae | 2014-09-26 08:29 | 新卒教師(新採用教員のために)
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