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大前暁政の21世紀の教育記録

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『プロ教師の「子どもを伸ばす」極意』(明治図書)

『プロ教師の「子どもを伸ばす」極意』(明治図書)_f0038779_1083579.jpg◇新著「プロ教師の「子どもを伸ばす」極意」(明治図書)が発刊されます。


 テーマは,「子どもの可能性を引き出し,伸ばす」ための方法です。

 

◇教師の仕事とは,「子どもの可能性を引き出し,伸ばす」ことだと考えています。

 
 
 
 よく次のような話を聞きます。


 「教師は指導ではなく,支援をしましょう。」

 「子どもがやる気になり,伸びていくのを待つのです。」

 
 確かに,この2つは,とても大切なことです。


 が,「待っていても子どもはやる気にならなかった。」,「支援だけだと,子どもの力を引き出せなかった」という話も多く聞きます。

 
 いったい何が足りなかったのでしょうか?

 その答えを,本書に示しました。


◇例えば,陸上運動を例にとると大変わかりやすいです。

 指導をせず,支援だけをしていて,子どもが伸びるでしょうか?
 
 まして,子どもの可能性を引き出すことなどできるでしょうか?

 陸上運動の指導をしてきた人なら,よくわかると思います。

 待っていても,支援だけをしていても,子どもは伸びません。

 そのまま,運動の得意な子は得意なままだし,苦手な子は苦手なままです。

 大きな大会で入賞するなど,夢のまた夢です。



◇教室を一日参観した先生や,一週間ほどぶっ通しで私のクラスを参観した学生が,私の学級を見て,次のような感想を言っていました。


 「先生が言わなくても,子どもが自分からどんどん動いている。先生は,極力何もしていないように見える。」


 2学期にもなると,確かに,そうなります。

 ですが,これは「ただ,子どもを支援しているだけ」なのでしょうか?

 「子どもがやる気になるのを待っているだけ」なのでしょうか?

 否です。

 そこにいたるまでに,様々な「指導」があったのです。


 その「指導の中身」とは何なのか。

 本書で,具体的場面をあげて解説しています。


◇明治図書のホームページへ
 
 →『プロ教師の「子どもを伸ばす」極意』(明治図書)
by akimasaomae | 2011-11-12 10:08 | 教育改革
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