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大前暁政の21世紀の教育記録

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先人に学ぶ「研究授業100回」と「空白の禁止」と「緊張感」

先人に学ぶ「研究授業100回」と「空白の禁止」と「緊張感」


◇夏休みは出張のため上京し,しばらく研修会まわりをするのが常です。

 
 読書もします。一日,6冊程度ですが,普段読めないような本を読みます。



◇本日読んだ本の中で,印象に残った言葉。


◇今から50年も前の斎藤喜博の著書より。

 研究授業を100回することが大切だ。とあります。

 斎藤喜博は,授業の腕を上げるには,研究授業を100回せよ と言っています。

 しかも,今から50年も前にです。

 いろいろと条件があることも言っています。

 まず,指導案を書くこと。

 そして,授業後に,検討会をして,自己反省すること,です。


東井義雄の「培其根」(第5号)より。

 これは,今から44年前の著書です。


 授業中の「空白の時間」をなくすように,とあります。


 こんな昔から,授業中の空白があると,集中が崩れることが問題とされていることに驚きます。


 ちなみに,東井義雄記念館にも,今年は足を運びました。

 東井義雄の著書は,今では手に入りにくくなっています。1冊15000円ぐらいします。

 今,全集を読んでいます。


◇これも,今から44年前の著書です。
 
 高田典衛先生の「子どものための体育科教育法」より。


 授業には「緊張感」が大切だとあります。

 私も常々「緊張感」は,大切だなあ。特に,特別支援を要する子にとっては,大切だなあと思っています。


 先人の知恵に謙虚に学ぶ。

 本日読んだ本の中にも,いろいろな珠玉の言葉を発見することができました。

 
by akimasaomae | 2011-08-03 20:02 | 教師修業
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