4月現場に出る前にしておくこと【授業編】◇4月から現場に出る人が,今年もたくさんいます。
4月の最初から,授業が始まります。
授業に関して,どのような準備を進めればよいのでしょうか。
例えば,要録を確認しておかなくてはいけません。
何が得意で,どんなことを頑張っていたのかを調べておくのです。
そして,どんなことが苦手だったのかも,教師なら知っておく必要があります。
授業が始まったときに,得意なところを伸ばすことができます。
そして,苦手なところは,教師が助けることができます。
問題は,30人も40人も受け持つ中で,どのように分析を行っていけばよいのか,です。
具体的な分析方法を示した本はありません。
◇他にもやることはたくさんあります。
例えば,実態調査のテストをつくること。
テストを行って,それを分析する方法。
これも,テストの作り方かた,分析する方法までを示した本はありません。
◇そして,最大の問題は,「4月からの授業をどう行っていくか?」です。
それぞれの教科ごとに,「このようにすれば,授業がうまくいく」といった原則があります。
そして,授業の基本的な進め方の原則もあります。
◇こういった4月までの準備事項をリストアップした上で解説し,さらに授業の基本的な進め方まで示したのが
本書「授業づくりスタートダッシュ」(学陽書房)です。
授業に関していえば,この本を読めば一通り,4月からは自信をもって授業を進められるでしょう。
学校生活の8割以上は授業です。
授業がつまらないことほど,子どもにとって苦痛なことはありません。
だとしたら,授業を少しでもよくしようと,教師が努力するのは極めて重要だといえます。
授業は避けて通れません。
◇①音読の仕方は?
②評定の仕方は?
③発達障害の子への授業の大原則は?
これらのことを知らぬまま,現場に出ると,とんでもないことになります。
4月まで,あと少し。
是非,準備をしておいてほしいと思います。