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「若い教師の成功術」に書かれてある「仕事術」が参考になりましたと、
若い先生や学生さんから、いくつかのお手紙をいただきました。
「若い教師の成功術」には、定時に帰るための仕事の工夫を書いています。
新卒当時は、仕事のやり方を知りませんでした。
毎日、7時になったり、8時になったりしてから帰っていました。
学期末には、8時になっても仕事が終わらないこともありました。
困って仕事を家に持って帰っていたこともありました。
◇仕事の工夫を知ってからは、仕事が驚くほど、早く終わるようになりました。
放課後に事務処理をしていることはほとんどありません。
テストの採点やノートのチェックなど、全て終わっています。
教室の掲示や、校務分掌、提出書類など、雑務を放課後には、できるだけしなくても済むように仕事を組んでいるのです。
◇放課後に雑務がない分、教材研究など、創造的な仕事の時間にまわすようにしています。
教師の仕事で、雑務も大切です。
でも、雑務で終わってしまうのは、少しさみしいと思うのです。
創造的な仕事にも、時間を使いたいと思っているのです。
時間を生み出すための仕事の文法はそんなに難しくありません。
知れば、誰でもできることです。
知らないと、やはり、毎日遅くまで学校に残ることになります。
是非、仕事術の方法を知ってほしいと思います。
「若い教師の成功術」