◇明治図書のホームページに,「指導技術の教科書」のページがあります。
このページに,これだけは身につけたい指導技術を連載しています。
連載第3回がアップされました。
以下のリンクで,そのページにいくことができます。
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『教師なら必ずマスターしたい指導技術集(3)』
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◇第3回目のタイトルは,「「教える」が抜けやすいとき」です。
若い教師の典型的な失敗例を示しました。
この「典型的な失敗例」は,極めて重要です。
失敗例を知れば,自分は気をつけることができます。
成功するために,失敗例を知っておくのは重要です。
◇もっと言えば,新卒時代の失敗例を集めたような本があればよいのです。
全国の新卒教師から,失敗例を集めて,そして,それへの対応法を記した本があればよいのです。
残念ながら,そんな本は皆無です。 それはそうです。 誰もが失敗の記録を残したくないですから。
拙著
「若い教師の成功術」(学陽書房) は,失敗例を記している希有な書物です。
◇本書は,ロングセラーで,全国の先生方はもちろん,保護者や大学生,そして大学の先生,塾の先生,
果ては,高校生まで読んでくれていています。そして,感想を送ってくれます。
前も,「先生の本を読んで教員養成大学に行く決意をした」という手紙が届きました。
大変ありがたいことです。
ただ,感想を送られるたび,顔が赤らむ気持ちにもなります。
失敗をまた,人に知られたかという思いからです。
新卒教師が,新卒1年目の余計な失敗を回避するには,失敗例を数多く知ることが大切です。
自分の経験だけでなく,人の経験から学ぶ人は,何倍も成長スピードが速いわけです。
だから,新卒1年目なのに,成功できる人がいるのです。