ブログトップ

21世紀の教育記録「教師修業」の記録

akimasao.exblog.jp

カテゴリ:教師修業( 26 )

「時間術」とは何なのか?

f0038779_7231781.jpg◇教師の仕事は多忙と言われます。


 残業が,世界一の水準にあることが明らかになって以来,


 教師の仕事は大変だというイメージがつくようになってしまいました。


 
 
 ◇では, 「余裕たっぷり」な,教師生活を送ることはできないのでしょうか?

 

 答えは,「できる」です。
 




 そのためには,教師は,次の二つのことを学ばないといけません。



 一つは, 「仕事術」 です。


 
 仕事の進め方を知らなければ,余裕は出ません。




 そして,もう一つが,「時間術」なのです。


 ちなみに,「時間術」と,「仕事術」とは違います。



◇ すでに,「仕事術」の書籍は,刊行されています。

 
******************************

  忙しい毎日を劇的に変える仕事術 (大前暁政著)

******************************


 そして,ついに・・・,「時間術」に関する本が出版されることとなりました。






◇さて,教師生活は,大まかに,二種類に分かれます。


 まずは,忙しい毎日を送っていて,「時間が足りない」といつも感じている状態です。

 
 多くの人が,多忙感をもっていることが,各種調査で明らかとなりました。


 そして,もう一種類が,

 
 「余裕たっぷりに,ゆったりとした教師生活を送っている状態」  です。

 


 余裕が生まれると、教師生活はもっと豊かになります。


 



◇ただし, 「余裕のある」教師生活を送るには,



 時間術に関して,次の二つのことを学ばなくてはなりません。


 それは,


①「時間を生み出す工夫」


 と,

 
②「時間の上手な使い方」



 の2つです。



 この2つを詳しく解説したのが,本書です。


  


◇ 余裕のある教師生活を送るには,どうしてもこの二つを知る必要があります。


  世の中には,多くの仕事をやっている中でも,余裕たっぷりに過ごしている人がいます。


  私も最初は不思議でなりませんでした。



  私の周りにいる人で,大量の仕事をしている教師がいました。


  その人は,実は,余裕たっぷりに生活していたのです。


  その秘密を教えてもらい,知ってみると,意外と簡単なことでした。


  しかし,知らないと,ずいぶんと時間を無駄にして生きていくことになります。


  知れば,ちょっとした工夫なのです。
 
  
  しかし, 知らないと,もったいない工夫でもあります。


 
  余裕を生み出すための方法は何か?


  そして生み出した時間を上手に使う方法は何か?


  この両方を知って欲しいと思います。




◇ さて,


  これは,恩師に教えてもらったことです。


 「無駄な時間が膨大にあっても,自分でそれに気付くのは難しい。」



  おそろしい話です。


  無駄な時間。


  この話を聞いてから,ずいぶんと,私も自身の生活を振り返るようになりました。


  無駄な時間,


  これが結構多いのです。



◇ 第1段階は,時間を生み出す方法を知ること。



  これなくしては,人生を,無駄な時間でいっぱいにしてしまうことになるのです。



◇ 時間が生み出せたら,第2段階です。 



  それは,「時間の使い方」を知ること。


  これを知れば,
  

  余裕のある中で,自分のやりたいことに時間を使えるようになります。


 
◇ 特に重要なのは,第2段階です。


  しかし,恩師は,第1段階でつまずいている人がほとんどだと,憂いていたわけです。


  
  まずは,第1段階を,超える必要があります。


  そして,第2段階へと是非進んでほしいと思います。


  拙著「若手教師のための「超」時間術」 (明治図書)では,この両方の段階を示しています。

  

 余裕が生まれると、教師生活はもっと豊かになります。


 時間術は,一生物の宝となることでしょう。




******************************

  残業ゼロで、授業も学級経営もうまくなる! 

  若手教師のための「超」時間術


****************************** 


 教師にとって「時間術」を学ぶことは,そのまま,子どもへの教育の充実に反映されます。


 ぜひ,教師にとっての「時間術」を学んでほしいと思っています。






 
[PR]
by akimasaomae | 2016-10-28 09:46 | 教師修業

ちょっとした工夫が大きな余裕を生み出す「時間術」

f0038779_7231781.jpg◇ 時間術の新著に,続々と,感想が届いております。

  
  ありがとうございます。

  教師のための「時間術」ですので,きっと役立つと思います。



◇ さて,


  これは,恩師に教えてもらったことです。


「無駄な時間が膨大にあっても,自分でそれに気付くのは難しい。」



  おそろしい話です。


  無駄な時間。


  この話を聞いてから,ずいぶんと,私も自身の生活を振り返るようになりました。


  無駄な時間,


  これが結構多いのです。



◇ 第1段階は,時間を生み出す方法を知ること。



  これなくしては,人生を,無駄な時間でいっぱいにしてしまうことになるのです。



◇ 時間が生み出せたら,第2段階です。 



  それは,「時間の使い方」を知ること。


  これを知れば,
  

  余裕のある中で,自分のやりたいことに時間を使えるようになります。

 
◇ 特に重要なのは,第2段階です。


  しかし,恩師は,第1段階でつまずいている人がほとんどだと,憂いていたわけです。


  
  まずは,第1段階を,超える必要があります。


  そして,第2段階へと是非進んでほしいと思います。


◇ 新著,

 「若手教師のための「超」時間術」 (明治図書)

  
  には,きちんと次の二つをちりばめています。



   ①「時間を生み出す工夫」

   ②「時間の上手な使い方」


◇ 余裕のある教師生活を送るには,どうしてもこの二つを知る必要があります。





******************************

  残業ゼロで、授業も学級経営もうまくなる! 

  若手教師のための「超」時間術


****************************** 



 余裕が生まれると、教師生活はもっと豊かになります。

  
 
◇「授業力&学級経営力」 2016年11月号 の巻頭論文に,私が載っています。


 また,表紙にも,写真を載せていただいております。


  

 「授業力&学級経営力」 2016年11月号の特集の内容は,次です。



******************************

 それでも仕事は完璧!教師のための残業ゼロの時間術

******************************



 

 時間術は,一生物の宝となることでしょう。



 
◇まもなく,私の次の新刊が発刊されます。


******************************

 学級経営に活かす 教師のリーダーシップ入門
  
                 大前暁政著(金子書房)


******************************




 こちらは,学級担任のための子どもを率いていく「リーダーシップ」を解説した本です。


 単なる,「子どもを率いる」だけではありません。


 「子どもを導く」,「集団を導く」,「自立を促す」,「学級経営に参画させる」・・・など,

 多岐に渡って,学級担任のリーダーシップを解説して,具体的方法を述べました。


 amazonで予約が開始されています。









 実は,

  
 リーダーシップに関して,理論的+実践的に解説した本は,教育界には少ないのです。


 そこで,本書が生まれました。



 
[PR]
by akimasaomae | 2016-10-25 10:32 | 教師修業

教師のための「時間術」新刊が出ます。

◇教師は,「時間術」を学ぶ必要があります。


 「時間術」は,「仕事術」とは,違います。

 
 時間を有効活用するために,どんな技術があるのか。



 それを知っているだけで,ずいぶんと,仕事を充実させられることがあるのです。


◇「時間術」に関する本を,執筆しました。


 2016年の夏に,明治図書より発刊されます。



 教師にとって「時間術」を学ぶことは,そのまま,子どもへの教育の充実に反映されます。


 ぜひ,教師にとっての「時間術」を学んでほしいと思っています。



◇教育Zineでの,「時間術」に関する連載も始まりました。

******************************

 教師力を一段引き上げる!大前暁政の“欲ばり”時間術(1)

******************************


 この連載では,「時間術」の基本的な考え方に焦点を当てて解説しています。


 まずは,この連載をお読みいただき,そして,実際の方法論を書籍で手に入れてほしいと思っています。
[PR]
by akimasaomae | 2016-06-29 12:23 | 教師修業

落とし穴を教えてくれる本

◇拙著 「若い教師の成功術」(学陽書房) への嬉しい感想をいただきました。


 *****************************
 
  新卒教師が陥るであろう「落とし穴」を事前に教えてくれる本

 *****************************


 なるほど,と思いました。


 確かに,よくある「落とし穴」,「失敗」を事例として紹介しています。

 落とし穴に落ちる前に,前もって「ここが落とし穴だ」と知っておけば,ずいぶん違った教師生活が送れることでしょう。


 私自身,新卒の頃から数年は,「ここに落とし穴があるぞ」という本はないものかと思っていました。

 思いがけず,書評に「落とし穴を教えてくれる本」という評をいただき,嬉しく思いました。


◇今年も4月にたくさんの新卒教師が現場に出てこられます。

 私は母校の大学生に,教師の仕事を教えにいっていたことがあります。

 そのとき,よく次のように言いました。


 「とにかく,本を読んでおくのが大切だよ。一冊でも多く読んでおくんだよ。それが,天国か地獄かの分かれ道だから・・・。」

 
 これには理由があります。

 次のような二つの例を見てきたからです。


 
 ある人は,一年で,ほとんど本を読みませんでした。「真っ白の状態で現場に立ちたい」と言っていた人でした。



 別のある人は,一年で,30冊ぐらいの本を読みました。


 
 一年後の結果は,歴然としたものでした。


 本を読まず,自分だけの経験でやっていこうとした教師の学級は荒れました。
 
 数年後,担任を外されました。
 あまりにも授業と学級経営がひどいということが理由でした。


 
 新卒の学級が荒れるというのは,よくあります。
 
 私が驚いたのは,学生時代,大変優秀な人だったのに,本を読まず,自分だけの経験でやっていこうとした人の学級が荒れたという事実です。
 
 このことは強く印象に残りました。




◇教育雑誌「指導と評価」にて,理科の指導法について紹介することになりました。

 テーマは,「評価・指導の一体化」です。

 特に「思考・判断・表現」に絞って考えようと思っています。

 
 また,そのために本を買って読んでいます。
[PR]
by akimasaomae | 2012-12-01 22:29 | 教師修業

教師に必要な資質とは

◇「教師に必要な資質とは?」


◇夏に入り,連日,研修会に参加しています。


 毎日,毎日,研修所へ行きます。

 
 そこで,缶詰になって,一日中,ひたすら,勉強をするわけです。


 講師の先生は,4人も5人もいます。

 
 その中で,いいお話を聞きました。



◇「教師に必要な資質とは?」のお話です。


 一言で言って,教師に必要なのは,「相手意識」だそうです。


 相手の立場に立って考える。

 今,相手はどのように考えているかを考える。

 メタ認知する。

 抽象度を上げる。

 こういったことが大切なのだということでした。


◇相手意識があるかどうかをはかるのに,いい方法があることも教わりました。


 それは話の長さです。


 かつて,こんなことがあったそうです。

 真冬の時期。

 気温が,零下2度ぐらいの中のことです。

 そこで,教師が話を,3分を超えてやったそうです。


 スピーチを練習したことがある人はわかりますが,3分を超えると,聞いているのが苦痛になってきます。


 真冬の中の,教師の説明3分。

 これはさぞかし苦痛だったことでしょう。


 スピーチが上手な人は,1分でまとめます。

 もっと上手な人は,30秒でまとめます。


 3分を超えるというのは,かなり相手意識に欠如しているというのです。


 「なるほど」と思いました。


 外国の企業で,「スピーチの長い人間は,出世させない」という方針の会社がたくさんあると聞きます。

 

 「話の長さで,相手意識があるかどうかをはかる」のは,「なるほど」と思いました。



◇ふと,私はどれぐらいの時間でスピーチしているのだろうと思い,測ってみることにしました。

 
 研修会で,2回スピーチの機会がありました。

 
 1回目は,5秒でした。


 ちょっと短すぎたかと思い,2回目のスピーチは少し長くしてみました。


 2回目は,9秒でした。


 1回目は,50m走のタイムと同じ。
 2回目は,100m走の世界記録と同じか,と思いました。



◇ちなみに,今まで私が聞いた中で,最高に長かったスピーチは,どれぐらいでしょうか?

 
 歴代最高の長さのスピーチは・・・・,


 なんと,・・・「7分20秒」です。


 一人で,延々としゃべりまくっているわけです。


 しかも,相手は,小学校1年生。

 
 時期は,真夏の34度を超える日に,です。


 7分というと,これは修士論文や,学会発表クラスに位置します。

 
 修士論文発表会や学会発表では,500ページを超える研究の成果を,7分でまとめて発表するわけです。

 起承転結を考えて,様々なスライドも用意して話します。

  
 これ以上は,きっとなかなかお目にかかれないでしょう。


 
◇相手意識の欠如した教師の教室にいるのは,子どもにとっては不幸なことです。

 研修会を半分終えて,気を付けなくてはと思っているところです。


 
 他にも,言われたことで気を付けたいことを列挙しておきます。


 ①話を聴くときは,笑顔でうなずきながら聞くこと。(わざと,ぶっきらぼうで聞く教師がいるが,これは最悪。自信のない人,不安を感じる人に多い。)

 ②話がわからないなら,わからなさ加減を聴いている方が訴えること。
  (コミュニケーションには,「番(Turn)」を意識しなくてはならない。相手にばかり説明を求めるのは,最悪。)

 ③教室や学校という小さな世界で,考えるな。もっと抽象度を上げて,周りを見て判断せよ。
  (小さな世界に子どもを縛るな。)
  
 ④教室の中でもっとも権力をもっている教師が腐ったら,その教室は全てが腐る。自覚せよ。
  (「頭が腐ると全部腐る」ことを自覚せよ。)



◇耳にいたい言葉ですが,研修会で言われたことを忘れず,精進していきたいものです。

 講師が何度も言っていたのは,次のことです。


 「教師になったばかりの情熱を思い出せ。初心に返れ!」

 良い言葉です。


 そういえば,恩師も言っていました。

 「謙虚がもっとも大切。自分を振り返って,謙虚に学べ。」と。


 
[PR]
by akimasaomae | 2012-08-09 10:37 | 教師修業

先人に学ぶ「研究授業100回」と「空白の禁止」と「緊張感」

先人に学ぶ「研究授業100回」と「空白の禁止」と「緊張感」


◇夏休みは出張のため上京し,しばらく研修会まわりをするのが常です。

 
 読書もします。一日,6冊程度ですが,普段読めないような本を読みます。



◇本日読んだ本の中で,印象に残った言葉。


◇今から50年も前の斎藤喜博の著書より。

 研究授業を100回することが大切だ。とあります。

 斎藤喜博は,授業の腕を上げるには,研究授業を100回せよ と言っています。

 しかも,今から50年も前にです。

 いろいろと条件があることも言っています。

 まず,指導案を書くこと。

 そして,授業後に,検討会をして,自己反省すること,です。


東井義雄の「培其根」(第5号)より。

 これは,今から44年前の著書です。


 授業中の「空白の時間」をなくすように,とあります。


 こんな昔から,授業中の空白があると,集中が崩れることが問題とされていることに驚きます。


 ちなみに,東井義雄記念館にも,今年は足を運びました。

 東井義雄の著書は,今では手に入りにくくなっています。1冊15000円ぐらいします。

 今,全集を読んでいます。


◇これも,今から44年前の著書です。
 
 高田典衛先生の「子どものための体育科教育法」より。


 授業には「緊張感」が大切だとあります。

 私も常々「緊張感」は,大切だなあ。特に,特別支援を要する子にとっては,大切だなあとと思っています。


 先人の知恵に謙虚に学ぶ。

 本日読んだ本の中にも,いろいろな珠玉の言葉を発見することができました。

 
[PR]
by akimasaomae | 2011-08-03 20:02 | 教師修業

「必ず成功する!授業づくりスタートダッシュ」

「必ず成功する!授業づくりスタートダッシュ」
f0038779_12185841.jpg 新刊が発刊されました。

「必ず成功する!授業づくりスタートダッシュ」(学陽書房)です。


◇若い教師の中で,授業に困っている方は多くいます。

 例えば,次の質問に答えられるでしょうか?

 「黒板のレールにあるチョークの「穴」は,どうして必要なの?」

 「チョークの使い方で気をつけることは何ですか?」

 これは,簡単な問題です。

 でも,こんな簡単な問題でさえ,「教えられていないと,答えられない」のです。

◇授業もまったく同じです。

 「基本を教えられていないと,答えられないのです。」

 答えられないと,当然,行動にも移せません。

 教員の養成システムの「最大の欠陥」が,「授業について教わっていないこと」です。


◇もう少し難しい問題として,次の問題に答えられるでしょうか?


① 「音読と朗読はどう違いますか。朗読は何年生から指導するのですか?」

② 「音読の仕方は何種類ありますか。」

③ 「音読のさせ方を20種類(せめて10種類は)言えますか?」


◇音読は,おそらく「4月,授業の一番最初から」,やらなくてはならないことです。

 4月に入って一週目。
 
 若い教師は気付くのです。

 「音読の仕方ですら,知らない」ということに・・・。

 大学で教わっていないのだから,仕方ありません。

 教育実習で行った「たった数回の授業」では,現場で授業を成立させるのは不可能です。


◇「授業の基本」を教えてくれる人がいないなら,学ぶしかありません。

 本書には,若いころ,私が授業で悩んだことの答えを全て示してあります。

 「即効性のあるマニュアル」です。

 現場で悩んでいる人に必要なのは,マニュアルなのです。

 理念も大切です。

 理論も大切です。

 でも,理念と理論では,現場でやっていけないのです。

 具体的な方法こそ,必要なのです。

◇本書は,「授業の基本的な行い方」を紹介しました。

 音読の仕方から,

 特別支援教育に対応した授業まで。

 本来,現場に出る前に知っておきたかった情報を入れました。

◇本書は,「学級づくりスタートダッシュ」の姉妹本です。

 ついに,「学級づくり」と「授業づくり」の二つを用意することができました。
 学生のうちから,この二つを知っておくと,きっと現場は劇的に変わります。

 少しでも,教育現場をよくするという取り組みに参加できることを,感謝しています。
[PR]
by akimasaomae | 2011-02-12 12:18 | 教師修業

新卒教師 輝かしい未来のために

f0038779_20471848.jpg◇来年度も,多くの新卒教師の方々が赴任されてくるそうです。
 

 全国的に,たくさんの人が採用されています。

 今,学生さんは,卒業論文に向けて,努力を重ねていることと思います。


◇4月になれば,学生生活は終わります。

 そして,夢にまで見た教師の世界が始まります。

 子どもたちは,新しい教師に期待を寄せています。

 キラキラと輝く子どもの姿に心打たれ,新卒教師は,思います。

 「子どもは無限の可能性に満ちている。」
 
 「その可能性を引き出すのは,自分しかいない。」

 「とにかく,がむしゃらにやっていこう。」

 そして,騒々しくも華々しく教師生活の幕が開きます。


◇4月。
 
 一か月が経った頃にふと思います。

 「どうも,自分が考えてきた世界とは違うな」と。

 三か月後。
 
 夢大きく赴任してきた若い教師のほとんどすべてが,現場での洗礼を受けています。

 洗礼とは,つまり,現場の厳しさのことです。

*****************************
 実力がなければ,子どもの可能性を引き出すことなど及びもつかない
*****************************

 クラスが荒れるのを食い止めるので,せいいっぱい。
 
 そのような状況になっているのです。


◇多くの学生さんに,是非,自問してもらいたいのです。

 自分は,どんな「教育技術」を知っていますか。

 教育界では常識になりつつある,「跳び箱を跳ばせる方法」を3つぐらいすぐに言えますか。

 水泳は必ず教えますが,25m泳ぐ上で必要となる3つの技能とは何ですか。
 
 その3つの技能の中で,もっとも重要と言っていい最大のポイントは何ですか。


◇現在,大学では,ほとんど「教育技術」は教えられません。


 そして,その「教育技術」を使いこなすための「技能」について教えられることは,皆無に等しいと言えるでしょう。

 
 つまり,もしも,上の質問に答えられたとしても,それを使いこなせるかどうかは別の話です。

 答えられて,30点。

 使いこなせて,ようやく100点というところでしょうか。

 ところが,「教育技術を知りもしない」という人が,ほぼ90%を超えていると思います。


◇衝撃的な調査結果があります。

 2008年に,国立教育政策研究所が行った調査です。

 経験5年目までの学級担任の90%以上が,理科の指導法について,自信がないと答えているのです。


◇現場で,教師としての力をつけるためには,のんべんだらりと生活していては無理です。


 何らかの修業を課さないといけません。

 ところが,新卒教師は,「どの方向へ頑張ったらよいのかわからない」状態なのです。


◇私は,古今東西の著名な方々の若いころの修業法を調べました。

 そして,自分でも効果のある修業法をいろいろと試してみました。


 10年目を迎える今,自分が試してきた修業法を集大成したいと考えていました。
 
 タイミング良く,出版社の方に声をかけていただきました。


 こうしてできあがったのが, 「教壇に立つのが楽しみになる修業術」(ひまわり社) です。


 一人でも多くの,新卒教師の方に役に立つよう,願っています。


 ようやくamazonでも注文が始まりました。

 経験10年目ぐらいまでの教師の方にとっては,「一緒に現場を変えていきましょう」という連帯の書になると思っています。


 経験15年目ぐらいまでの教師の方にとっては,「若手はこういう努力をしているのか」という参考になると思われます。

 経験20年以上の方にとっては,「教室のドラマや教師の奮闘を読み物として楽しむ」という本になると思います。


 新書「教壇に立つのが楽しみなる修業術」(ひまわり社)大前暁政著
[PR]
by akimasaomae | 2010-12-24 20:47 | 教師修業

まだ効果のない努力を続けますか

****************************************************
「教壇に立つのが楽しみになる修業術」(大前暁政著)ひまわり社
****************************************************

f0038779_10364.jpg

◇新刊が出ます。

 新書です。
 
 テーマは、「修業術」です。

 教師生活を充実させるための、修業方法を紹介しました。

教師1年目の修業方法と2年目の修業方法では、修業のやり方がちがってきます。

1年目から順に時系列に修業方法を並べて紹介しています。



◇かつて恩師から聞いた話です。

 「努力の方向が大切だ。方向性が正しいと、積み重なっていく。」

 
 恩師に聞いてみました。

 「方向性を間違うと、どうなるのですか。」

 恩師いわく、
 
 「はしごをかけ違えると、努力すればするほど、間違ったゴールに早く着くだけだ。」


◇私は、聞きました。

 「努力の方向が正しいかどうかは、どこでわかるのですか?」

 答えは極めて単純でした。

 一つだけ示すと、次のようになります。

 「今の自分に充実感があるかどうかが問題だ。」


◇本書では、効果のあった「修業法」を紹介しています。

 どのような修業を課せば、教師としての力は、増すのでしょうか。

 芦田惠之助や、斎藤喜博は似たような修業をすべきだと言っています。

 古今東西の、著名な教育実践家の修業をひも解くと、同じような修業場面を取り出すことができます。

 
 「修業術」というテーマで、教師のための修業方法を、まとめあげました。


 もう、効果のない努力はやめにしましょう。


◇発刊は、2011年の1月です。
 
 早ければ、12月末には、店頭に並ぶ予定です。


「教壇に立つのが楽しみになる修業術」(大前暁政著)ひまわり社
 
[PR]
by akimasaomae | 2010-12-18 01:00 | 教師修業

「仕事の成果を何倍にも高める教師のノート術」(黎明書房) 

「仕事の成果を何倍にも高める教師のノート術」(黎明書房)  


 「仕事の成果を何倍にも高める教師のノート術」への御感想、本当にありがとうございます。

 『若い教師に絶好の本です。』
 
 『授業や学級経営など、一番知りたい情報がわかりやすく書かれてある。』

 『現場で必要なのは、まさにこういった知恵です。』
 
 
 感謝いたします。


◇御感想の中の言葉で考えさせられるものがありました。

 『ノートの使い方は、「基礎」なのに、意外と知らない人が多い。』

 という言葉です。


◇ノートの使い方を、誰が、いつ教えてくれるのでしょうか。
 
 私の場合、大学の恩師や、先輩が最初だったと思います。
 
 私は理科の研究室に6年間いました。

 理科の研究では、ノートは必須です。

 研究熱心な人ほど、ノートを持ち歩いています。

 発見を、すぐにメモできるようにしているのです。

 研究者は、みんな同じです。


◇教師になってからは、心ある年配の方より教わってきました。

 現場は、大量退職、大量採用の時代です。

 30代の「ちょっと先輩」がかなり少ない状況にあります。

 私は、この時代に、先人の知恵の伝達が分断されることを恐れています。

 ちょっと聞こうと思っても、新卒教師より少し上の先輩教師の数が、絶対的に少ないのです。

 現場で使える、知恵の共有が図れたらと思っています。


 「仕事の成果を何倍にも高める教師のノート術」(黎明書房)
[PR]
by akimasaomae | 2010-09-18 19:35 | 教師修業