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21世紀の教育記録「教師修業」の記録

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20代でプロの教師になれるという意味

◇「教育は教育技術だけじゃない。」という言葉を、若い頃にはよく聞かされていました。

でも、最近は時々しか聞かなくなりました。

さすがに、「教育には、教育技術は必要ない。」という言葉を言う人はいませんでした。

◇例えば、水泳の指導の場合。

 ある年、25mが泳げない子がいました。

 高学年の子です。

 水に入るのを恐れていました。
 
 何かと理由をつけてプールを休んでいました。

 教えると、30分で25mを泳げるようになりました。

 一番びっくりしていたのは、本人でした。
 
 「なぜ、今まで泳げなかったのかと・・。25mはこんなに簡単に泳げるのかと・・」

 30分で25mを達成させるというのは、教育技術です。

 知れば誰でも身に付けられる技術の一つです。

◇教育技術を使って子どもの力を開花させていくわけです。
 そのための教育技術です。

 教育技術をもっていれば誰でもできます。

 もっていなければ、できません。

◇まだ新卒の頃、力のある教師の教室を参観して、私と何が違うのかを比べていました。

 一番違っているのは、教育技術の量です。
 
 力のある教師がもっている教育技術の量を100とすると、新卒の教師は1ぐらいでしょう。

 では、1の力しかない教師がどのように、100に近付ければよいのか。

 新卒の頃、そういうことを考えていました。

 教師の力を上達させる筋道があるはずだと、考えていたのです。

 一体、いつになったら、力のある教師になれるのか。できるだけ早い方がいいに決まっています。
 
 本来なら、大学でたくさんの教育技術を身に付けておいて、現場に出るのが筋です。

 医者は、医療技術を習得して現場に出ます。
 盲腸の手術もできない外科医に開業はできません。
 
 教師もまた、身に付けるべき最低限の力を身に付けて、現場に出るのが筋です。

 教育技術にはいろいろなものがあります。
 簡単技術もあれば、難しい教育技術もあります。

 水泳を30分で泳がせるというのは、難しい技術ではありません。
 漢字が10点台の子に、50問テストで100点をとるようにさせるのも、難しい技術とは言えません。
 (何せ、明治時代以前から漢字の習得法があったのですから。)
 算数でいえば、割り算の指導技術やノートの指導などの技術は、初歩の初歩と言えるでしょう。


◇若い教師はどうやって、力をつければよいのでしょうか。
 
 具体的に、どのようにして教育技術を身に付けていけばよいのでしょうか。

 もっと言えば、自分の力で教育技術を作り出せるようになるのは、どうすればよいのでしょうか。

 私は、20代までに、一通りの教師の基礎技術を身に付けることは可能だと考えています。

 それには、条件があります。のんべんだらりと日々を送るのではなく、ある修業を自分に課すのです。

 20代までに教師としての基礎の力をつける筋道を示した本が、 「20代でプロの教師になれる」(学事出版)なのです。

  

 ※新刊として,リニューアルされました。

 「大前流教師道―夢をもちつづけることで教師は成長する」(学事出版)

 
 

 多くの方にお読みいただいたおかげです。ありがとうございます。

 
 
 
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by akimasaomae | 2016-10-06 09:23 | 授業の技術と技能
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